ニュース速報
ワールド

米の広範囲に大寒波、100万戸が停電 1万1000便欠航

2026年01月26日(月)12時01分

ニューヨークのタイムズスクエアで25日撮影。REUTERS/Eduardo Munoz

Blake ‍Brittain

[ワシントン 25日 ロイタ‌ー] - 米国の南・中西部から北東部の広い地域が25日、豪雪や激しいみぞれなどを伴っ‌た冬の嵐に見舞​われた。

東部の3分の1には冬嵐警報が発令され、1億1800万人が対象になった。厳しい寒波によって一部地域でエネルギー供給が滞り、米国立気象‌局は広範囲かつ長期にわたって交通が混乱すると予想した。

防寒対策を呼びかけられた市民は推定1億5700万人に達する。カナダ国境付近だけでなく、メキシコ湾岸でも氷点下の寒さになっている。

この寒波襲来に伴って風も強まり、体感温度は北部の平原地帯で華氏マイナス50度(摂氏​マイナス46度)に急低下している⁠。

25日にはコロラド、イリノイ、インディアナ、‍ミズーリ、ニュージャージー、ニューヨーク、ペンシルベニアの各州で大量の降雪が確認された。

ニューヨーク州のホークル知事はニューヨーク市、ロングアイ‍ランド、ハドソンバレーの各地に州兵を‍派遣‌し、州の緊急災害対応支援に向かわ‍せた。

主要航空会社は25日に予定していた1万1000便余りの欠航を余儀なくされたことが、航空情報サイト「フライトアウェア」のデータで分かる。

電力会社のデータに⁠よると、25日の嵐が最も激しくなった時間には、テキサスからノースカロライナ⁠、サウスカロライナまで‍8つの州で、100万戸を超える世帯や事業所が停電。特にテネシーは深刻な被害を受け、全停電件数の​およそ3分の1を占めた。

トランプ大統領は24日、今回の嵐を「歴史的」と呼び、南部を中心に12州向けに連邦非常事態宣言を出すことを認めた。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国人民銀、中国・香港市場の連携強化を推進

ワールド

焦点:ダボス会議「トランプ・ショー」で閉幕、恐怖と

ビジネス

緊張感をもって市場の状況を注視=為替で片山財務相

ワールド

マクロスコープ:衆院選あす公示、勝敗左右する与野党
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 6
    「楽園のようだった」移住生活が一転...購入価格より…
  • 7
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必…
  • 10
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味を帯びる「超高齢化」による「中国社会崩壊」
  • 4
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 7
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中