FRB議長の最高裁審理出席は「間違い」、理事解任巡り=米財務長官
スイスのダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)に出席したベセント米財務長官。20日撮影。REUTERS/Denis Balibouse
[ワシントン 20日 ロイター] - ベセント米財務長官は20日、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長が、トランプ大統領が求めるクックFRB理事解任を巡る訴訟の口頭弁論に出席するのは「間違いだ」と語った。
ベセント長官は世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で、CNBCとのインタビューに応じ、パウエル議長が「FRBの政治化を避けたいのであれば、FRB議長が出席して状況を有利に運ぼうとするのは間違いだ」と語った。
トランプ大統領は昨年、クック理事が就任前に住宅ローン詐欺を働いたとして解任を表明。クック氏はトランプ氏の主張が解任の十分な理由にはならないとして提訴し、法廷闘争にもつれ込んでいる。連邦最高裁は21日、解任の合法性を審理する。
パウエル議長自身も、FRB本部改修について昨年夏に行った議会証言を巡り、刑事捜査の対象となっている。パウエル氏は、刑事訴追の警告はFRBに対する利下げ圧力を強めるための「口実」という認識を示している。
民主党のウォーレン上院議員とダービン上院議員は20日、トランプ政権に対し、パウエル議長やクック理事、FRBの金利決定に関する司法省と財務省、ホワイトハウスの間の全てのやり取りを含め、捜査に関連する記録を提出するよう要求した。





