小売業者は価格の安定維持が重要=イケア運営会社CEO
スウェーデン家具大手イケアの店舗を運営するインカ・グループのフベンシオ・マエストゥ最高経営責任者(CEO、写真)は19日、顧客は価格の安定を求めており、小売業者は価格設定において一貫性を維持し、過剰に反応しないことが重要だとの考えを示した。英ロンドンで2023年11月撮影(2026年 ロイター/Maja Smiejkowska)
Divya Chowdhury
[ダボス(スイス) 19日 ロイター] - スウェーデン家具大手イケアの店舗を運営するインカ・グループのフベンシオ・マエストゥ最高経営責任者(CEO)は19日、顧客は価格の安定を求めており、小売業者は価格設定において一貫性を維持し、過剰に反応しないことが重要だとの考えを示した。スイス東部ダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に合わせて開かれたイベントでの発言。
イケアは新型コロナウイルスのパンデミック期にサプライチェーン(供給網)の混乱を受けて値上げしたが、この2年間は高インフレと住宅市場の低迷で消費者の需要が冷え込む中、価格を引き下げてきた。
マエストゥ氏は「企業は予測可能性と安定性を望むが、消費者も価格の安定を望んでいる」と指摘。「低い価格でできる限り安定性を確保する必要がある」と述べた。
トランプ関税の合憲性を巡る米最高裁判決を控えていることについては、臆測は控えたいと直接的な言及を避けた。
その上で「われわれが学んでいるのは、物事をひとつひとつ、その都度受け止める必要があるということだ。特に価格設定において過剰反応はよくない。何らかの一貫性を保つ必要がある」と述べ、短期の混乱から「一歩引いて全体を見る」ことがより重要になっているとした。





