伊仏独、ウクライナ巡り対話再開望む兆し 「重要な変化」=ロ大統領府
写真はロシアのペスコフ報道官。2025年12月、トルクメニスタンのアシガバートで撮影(2026年 スプートニク)
Dmitry Antonov
[モスクワ 16日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は16日、イタリア、フランス、ドイツがウクライナを巡りロシアとの対話再開を望んでいるようだとし、事態がどう展開すべきかを巡るロシアの立場と一致する「重要な変化」だと評価した。
一方、クーパー英外相は対話再開の時期ではないとの見方を示し、ロシアがウクライナ和平を望んでいることを示す証拠は見られないと米政治サイト「ポリティコ」に述べた。
ペスコフ氏はこうした状況について記者団から問われ、「英国は過激な姿勢を取り続けている」と述べた。
「それでも(イタリア、フランス、ドイツの)首脳3人の発言は、われわれの立場からすれば大きな前進だ」とし、このような変化が各国の戦略的ビジョンを反映したものなら、今後の展開に関するロシアの立場に沿っていると語った。
ウクライナ和平での合意に向けた取り組みについて米国と継続的に対話しているが、欧州との間でそうした対話は現在行われていないとも述べた。
イタリアのメローニ首相は今月、欧州はウクライナを巡る交渉でより大きな影響力を得るため、ロシアとの対話を再開すべきだと述べ、EUがプーチン大統領と直接交渉する特使を任命すべきとの考えを示した。
フランスのマクロン大統領も昨年12月、数週間内に強固で永続的なウクライナ和平が実現しなければ、ロシアと「徹底的な対話」を行う必要があると述べた。
またドイツメディアによると、メルツ首相は15日、ロシアを欧州の国と呼び、EUとロシアの関係のリバランスを望むと発言した。





