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タイ中銀総裁、来年のインフレ目標1─3%に維持 早期のプラス回復へ
2025年12月22日(月)14時08分
[バンコク 22日 ロイター] - タイ中央銀行のウィタイ総裁は22日、2026年のインフレ目標を1─3%のレンジ内に維持すると述べた。タイのインフレ率は何カ月にもわたりマイナスが続いている。
ウィタイ氏はインフレ率をできるだけ早期にプラスに戻し、デフレ局面を回避するのが中銀の方針だと記者団に述べた。
原油価格の影響が続いていることに言及し、インフレ率が目標レンジに戻るのは27年以降になるとの見通しを示した。
タイの11月の総合消費者物価指数(CPI)は8カ月連続で下落した。中銀は年間のインフレ率をマイナス0.1%と見込み、来年はプラス0.3%に上昇すると予想している。
タイの金融政策指針となるインフレ目標は毎年見直され、中銀と財務省の合意のほか、内閣の承認も必要になる。





