ニュース速報
ワールド

トランプ氏、国民向け演説で実績強調 支持率低迷の中

2025年12月18日(木)13時22分

ホワイトハウスで国民に向けて演説を行うトランプ大統領。代表撮影(2025年ロイター)

Steve Holland Jeff Mason Trevor Hunnicutt

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、ホワイトハウスで国民に向けて演説し、第2次政権発足以降の実績を強調した。共和党が来年の中間選挙で厳しい戦いを強いられる見通しとなる中、民主党のバイデン前政権が物価高騰を招いたと非難した。

トランプ氏は20分足らずの演説で「私は11カ月前に混乱を引き継ぎ、それを解決している」と述べた。

物価高への新たな対応策はほとんど示さず、バイデン前大統領や過去の貿易協定、移民などが原因だと主張。移民流入の削減や一部品目の価格引き下げなどさまざまな問題に対し政権が今年取り組んだ実績をアピールした。

今後1週間で145万人の米軍兵士に1人当たり1776ドルを給付するとも表明した。また、医療保険制度改革法(オバマケア)を通じた補助金ではなく、国民に直接現金給付を行うという共和党の案を支持した。

トランプ氏は物価上昇の責任がバイデン前政権にあるとする一方、物価が高止まりしていることは認めた。その上で、米経済はブームに向かっていると主張した。

国内の工場開設や雇用創出につながる18兆ドルの投資を誘致したとし、自身の関税政策がその主要因だと強調。「1年前、わが国は死んでいたが、今は世界で最も熱い国だ」と述べた。

ロイター/イプソスが16日公表した最新の世論調査でトランプ氏の支持率は39%と、2期目として最低水準に迫った。共和党支持者の間で同氏の経済政策に不満が広がっている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ゴールドマンとシティ、パリの従業員を在宅勤務 爆破

ワールド

英企業、エネ価格急騰で値上げ加速へ 雇用削減見込む

ビジネス

テスラの中国製EV販売、2四半期連続増 3月単月も

ワールド

台湾、東沙諸島の防衛強化へ 中国の活動活発化で=政
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 3
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経済政策と石油危機が奏でる「最悪なハーモニー」
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 6
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 7
    北京に代わる新都市構想は絵に描いた餅のまま...大幅…
  • 8
    カンヌ映画祭最高賞『シンプル・アクシデント』独占…
  • 9
    「え、なんで?」フライト中に操縦席の窓が覆われて…
  • 10
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中