米大統領3期目、憲法は「不明確」 弁護士がトランプ氏に見解=報道
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は17日、トランプ大統領(写真)が3期目を務めることが可能かどうかについて、弁護士で憲法学者のアラン・ダーショウィッツ氏が憲法上は明確ではないとの見解をトランプ氏に示したと報じた。米首都ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Aaron Schwartz)
[ワシントン 17日 ロイター] - 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は17日、トランプ大統領が3期目を務めることが可能かどうかについて、弁護士で憲法学者のアラン・ダーショウィッツ氏が憲法上は明確ではないとの見解をトランプ氏に示したと報じた。
合衆国憲法修正第22条は2期を超える大統領選出を禁じているが、トランプ氏が3期目を務める可能性を示唆していることに反対派や憲法専門家らは警戒している。
WSJによると、ダーショウィッツ氏は16日、大統領執務室でトランプ氏と会談し、「Could President Trump Constitutionally Serve a Third Term?(トランプ大統領は憲法上3期目を務められるのか)」と題した自身の本の原稿を手渡したという。
ダーショウィッツ氏は来年出版されるこの本に、同じ人物が3期目を務めるさまざまなシナリオを記したと指摘。原稿を受け取ったトランプ氏は、3期目の可能性についてダーショウィッツ氏の結論を求めたという。
ダーショウィッツ氏はWSJに「トランプ氏はこの問題を知的な問題として興味深いと感じた」とし、個人的には3期目に出馬しないと思うと語った。





