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ミャンマー経済に回復の兆し、来年度3%成長へ 世銀が予想

2025年12月08日(月)13時33分

2025年3月29日、ミャンマー中部マンダレーで発生した強い地震により損壊した建物。REUTERS/Stringer

[8日 ロイター] - 世界銀行は8日、ミャンマー経済は改善の兆しを見せており、長引く紛争や今年3月の大規模地震による影響の中でも来年度(2026年4月─27年3月)は国内総生産(GDP)成長率が3%に回復するとの見通しを示した。

インフレ率は20%を超える水準に高止まりするとも予想した。

世銀は報告書で、成長回復の見通しは震災後の復興や、深刻な被害を受けた地域への継続的な支援によってけん引されていると指摘。

世銀でタイとミャンマーを担当するメリンダ・グッド局長は声明で「こうした回復の初期兆候は心強い」と述べた。

同時に「ミャンマー経済は復興資金の不足、紛争と情勢不安の継続、電力供給の不安定さなど依然として大きな障害に直面している」とも言及した。

世銀は6月、今年度のミャンマー経済について、3月の大地震を受けて2.5%縮小するとの予想を示していた。

ロイター
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