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米がG20首脳会議参加の可能性と南ア大統領、ホワイトハウスは否定

2025年11月21日(金)07時13分

ヨハネスブルクの空港。11月20日撮影。REUTERS/Sodiq Adelakun

Tim Cocks

[ヨハネスブルグ 20日 ロイター] - 南アフリカのラマポーザ大統領は20日、20カ国・地域(G20)首脳会議への参加を拒否している米国が態度を一変させ、参加するかもしれないと伝えてきたと明らかにした。ホワイトハウスはこれを「フェイクニュースだ」と否定している。

G20首脳会議は22-23日に南アで開催される。

ラマポーザ氏は欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長との共同会見で「米国から通知を受け取っている。その通知について現在も彼らと協議を続けている。内容は首脳会議について、何らかの形で(欠席の)方針を変える(可能性がある)ということだ」と語った。

その上で「実際にどれほど現実的か、そして最終的に何を意味するのかを確認するため、このような協議を続ける必要がある」と付け加えた。

一方でホワイトハウスは、来年の議長国である米国への引き継ぎ式典には代表団を送ると説明しつつ、ラマポーザ氏の発言については「フェイクニュースだ。南ア駐在の米大使館責任者が引き継ぎ式に出席するが、米国としてG20(首脳会議の)議論には加わらない」と強調した。

ロイター
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