ゼレンスキー氏が19日にトルコ訪問、ロシアとの交渉再開に向け準備へ

ウクライナのゼレンスキー大統領。11月17日、パリのエリゼ宮で代表撮影。REUTERS/Sarah Meyssonnier

[キーウ／アンカラ １８日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は１８日、ロシアとの戦争終結方法を巡る交渉再開の道筋をつける目的で、１９日にトルコを訪れる方針を明らかにした。

ゼレンスキー氏は現在訪問中のスペインで「われわれは（停戦）交渉を再び活発化させる準備中で、パートナー諸国に提案する解決策を策定している。戦争終結の早期化に向けてできることは何でもするというのがウクライナの最優先課題だ」と語った。

ウクライナとロシアは７月にトルコ最大都市イスタンブールで開催した協議以来、対面での話し合いを行っていない。

１８日にはトルコの関係者の１人が、米国のウィットコフ中東担当特使も１９日にトルコを訪れ、トルコ側とゼレンスキー氏の協議に合流すると明らかにした。

ただトルコ外務省の関係者は、エルドアン大統領は首都アンカラでゼレンスキー氏と会談するが、ウィットコフ氏には会わないと述べた。

トルコ大統領府高官はＸ（旧ツイッター）に、エルドアン氏はロシア・ウクライナ間の停戦と永続的な問題解決策実現を確保するための取り組みをゼレンスキー氏と議論すると投稿した。