ツバル首相が台湾訪問、「特別な関係を大切にしている」

台湾の頼清徳総統は、2025年11月18日、台北の総統府前でツバルのフェレティ・テオ首相を出迎えた。ロイター/アン・ワン

Ben Blanchard

[台北 １８日 ロイター] - 南太平洋の島国ツバルのテオ首相は１８日、台北を訪問し、台湾との「特別な関係」を大切にしていると述べた。

ツバルは台湾と正式な外交関係を維持する１２カ国（うち３カ国は太平洋諸国）の一つ。

テオ氏は台湾の頼清徳総統と共に歓迎式典に出席し、台湾を訪問するたびに温かく迎えてくれることにいつも深い感銘を受けていると述べた。

「ツバルは台湾との特別な関係を本当に大切にしている。この関係は民主主義的価値観の共有、相互信頼、揺るぎない協力の上に築かれている」と指摘。「時の試練に耐えてきた関係であり、過去４６年以上にわたって耐久性があり、持続可能であることが証明された関係だ」と語った。

頼氏は今回のテオ首相による台湾訪問について、両国の強固な友情と外交関係に対する高い評価を象徴するものだとし、「両国のパートナーシップがさらに前進すると確信している。われわれは共に地政学と気候変動がもたらす課題に立ち向かう」と述べた。

頼氏は昨年１２月に太平洋諸国訪問の一環としてツバルを訪問した。