独仏両国、次世代戦闘機の共同開発中止に向けて協議=FT
フランス・ドイツ・スペイン共同の次世代戦闘機システム(FCAS / SCAF)の模型。2020年2月、パリで撮影。REUTERS/Charles Platiau
Sabine Siebold
[ベルリン 17日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は17日、ドイツ、フランス両政府が次世代戦闘機開発計画、将来戦闘航空システム(FCAS)プロジェクトについて戦闘機の共同開発を中止し、協力分野を指揮統制システムに絞り込む方向で協議していると報じた。FCASへの投資額は、計画していた1000億ユーロ(約1160億ドル)規模から減額する。
戦闘機の共同開発が頓挫した場合、ロシアによる2022年のウクライナ侵攻を受けた欧州連合(EU)の防衛協力強化の動きに水を差す可能性がある。
FCASにはフランスのダッソー・アビエーションと欧州エアバス、スペインのインドラ・システマスが携わり、フランスの戦闘機「ラファール」、およびドイツとスペインの戦闘機「ユーロファイター」を2040年から第6世代戦闘機に更新する計画だった。
FTによると、エアバスとダッソーはFCASでの戦闘機の製造方法と設計管理、労働者の分業体制、サプライヤーの選定を巡って対立している。
エアバスは報道についてのコメントを差し控えた。ドイツ国防省はコメント要請に即座には応じなかった。
FTはフランスとドイツの当局者の話として、戦闘機共同開発の断念により、FCASでは戦闘機とパイロットをセンサーやレーダー、ドローン(無人機)、陸上・海上指揮システムにつなげるための戦闘用クラウド制御システムの開発に集中することになると伝えた。
ドイツのメルツ首相とフランスのマクロン大統領は、FCASをそのまま継続するか、別の方法に変えるかについて年末までに決定することを目指している。
17年に始まったFCASは、フランスとドイツ、および両国の産業間で作業分担や知的財産権をめぐる遅延や対立に悩まされてきた。
ドイツは、ダッソーが求めた単独主導権が開発を阻害していると非難していた。情報筋はフランスが約80%の作業分担を要求したと明らかにしたが、ダッソーはこれを否定している。
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