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トランプ氏、マクドナルドのイベントで演説 インフレ対策を説明

2025年11月18日(火)10時59分

トランプ米大統領。11月16日、フロリダ州ウェストパームビーチで撮影。REUTERS/Annabelle Gordon

Andrea Shalal Steve Holland Trevor Hunnicutt

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、ファストフード大手マクドナルドが主催したイベントで演説し、政権のインフレ対策が大きな進展を遂げているが、まだやるべきことが残されていると述べた。

イベントには、マクドナルドのフランチャイズオーナー、店舗運営者、納入業者らが参加した。

トランプ氏は「大統領として、あなた方のような中小企業を支援するために日々戦っている」とし「まだやるべきことはたくさんあるが、われわれは非常に大きな進展を遂げている」と発言。

「インフレ率をもう少し下げるつもりだ」と述べたが、新たな対策は明らかにしなかった。その他、イランの核施設に対する軍事攻撃やマクドナルド製品への個人的な愛着、メキシコ湾の改名などにも触れた。  

トランプ大統領は14日、牛肉やトマト、コーヒー、バナナなど幅広い輸入食品を相互関税の対象から除外する大統領令に署名。関税収入を財源として低・中所得層向けに2000ドルの支給を進める考えも示している。

政権高官によると、トランプ氏は来年11月の中間選挙を控え、今後数カ月にわたって全米の激戦州で集会を開き、自身の経済政策をアピールする方針だ。

ロイター
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