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元FBI長官起訴で不正行為 連邦地裁が記録の提出命令

2025年11月18日(火)10時45分

コミー元連邦捜査局(FBI)長官。2017年6月、ワシントンで撮影。REUTERS/Jonathan Ernst

Andrew Goudsward

[ワシントン 17日 ロイター] - 米バージニア州の連邦地裁は17日、コミー元連邦捜査局(FBI)長官の起訴を巡り、トランプ大統領に近い連邦検事が不正行為に関与した証拠があるとし、連邦大陪審の記録をコミー氏の弁護団に引き渡すよう命じた。

この事案を担当した連邦検事はトランプ氏が任命したリンジー・ハリガン氏。連邦地裁は、ハリガン氏が大陪審への証拠の提示や説明で法的に重大な誤りを犯した可能性があると指摘。大陪審の手続きの公正さを損なった可能性があるとしている。

トランプ氏に批判的だったコミー氏は9月に偽証と議会捜査妨害の罪で起訴された。コミー氏は無罪を主張している。

同じくトランプ氏に批判的だったボルトン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やニューヨーク州のジェイムズ州司法長官も起訴されており、反トランプ派は、反対勢力を萎縮させるためのキャンペーンだと非難している。

ロイター
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