チリ大統領選、来月14日に決選投票 極右候補が優勢との見方
2025年11月16日、チリのサンティアゴで、大統領選の結果を受け、支持者に挨拶する与党左派連合の大統領候補ハラ氏。REUTERS/Pablo Sanhueza
Alexander Villegas Fabian Cambero
[サンティアゴ 16日 ロイター] - ボリッチ大統領の任期満了に伴うチリ大統領選が16日実施され、左派ボリッチ政権で労働相を務めたジャネット・ハラ氏(51)と、極右のホセアントニオ・カスト氏(59)が12月14日の決選投票に進むことになった。イデオロギー的に両極端の2人が対決することになり、深い政治的対立を浮き彫りにした形だ。
ほぼ開票が終了し、得票率はハラ氏が27%、カスト氏が24%。ただ、多くの有権者は進歩的な改革よりも犯罪や移民の問題を重視する姿勢を示しており、カスト氏が優勢とみられている。
選挙で勝利するには過半数の得票を得る必要があった。
4人の右派候補の得票率は合計で70%以上に達しており、決選投票でほとんどがカスト氏に投票するとすれば有利になる。
カスト氏は16日夜、支持者を前に「変革はやってくる」と語り、当局が組織犯罪を撲滅し、不法移民に対して国境を閉鎖し、過重な負担を強いられている医療制度を改善したときに「真の勝利」が訪れると述べた。
現状に対する国民の不満の表れとして、移民を抑止するために北部国境の一部に地雷を敷設することを提案した中道右派候補が、世論調査の予測に反して3位に入った。
ディエゴ・ポルタレス大学の政治学専門家クラウディオ・フエンテス氏は、3位候補は鉱山が多いチリ北部の労働者階級の男性に支持されたと指摘。彼らの多くはエリートや伝統的な政党に警戒心を抱いており、安全保障や雇用への懸念からカスト氏を決選投票で選ぶ可能性が高く、チリをトランプ米大統領に近づける可能性があると話す。
「カストはこの地域の右派に近づき、おそらくトランプと親密な関係を築くだろう」と語った。
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