サウジの「F-35」大量購入、米国防総省内で承認進展か=消息筋
トランプ米政権はサウジアラビアから米ロッキード・マーチン製の最新鋭戦闘機「F-35」を最大48機購入したいと打診され、検討を進めている。F-35ライトニングIIの資料写真、提供:U.S. Air Force、2022年7月撮影(2025年 ロイター)
Mike Stone
[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米政権はサウジアラビアから米ロッキード・マーチン製の最新鋭戦闘機「F-35」を最大48機購入したいと打診され、検討を進めている。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。売却契約は数十億ドル規模に上る可能性があり、サウジのムハンマド皇太子の訪米を控えて、既に米国防総省内で重要な関門を通過したという。
計画が実現すれば米政策の大きな転換で、中東地域の軍事バランスが変わる可能性があるほか、米国が掲げるイスラエルの「質的軍事優位性」(QME)の原則も試されることになりそうだ。
消息筋1人と米政府当局者によると、サウジはF-35購入に以前から関心を示しており、今年初めにはトランプ氏に直接購入を要請した。交渉内容に詳しい人物と政府当局者は、国防総省が現在48機のF-35売却を検討しているとロイターに語った。サウジが購入を希望する規模や交渉の進捗状況が報じられるのは初めてだ。
この米当局者や別の米政府関係者によると、売却契約は既に承認過程にあるが、まだ最終決定には至っておらず、さらに閣僚レベルでの承認、トランプ氏の署名、議会への正式通知といった複数の段階を経る必要がある。
当局者によると、この案件は国防総省の政策部門が数カ月前から検討課題にしており、現在は国防長官レベルに達している。
国防総省、ホワイトハウス、国務省はいずれもコメント要請に即座には応じなかった。ロッキード・マーチンの広報担当者は、兵器の販売は政府間取引であり、この件については政府が説明すべきだと述べた。
米国は中東諸国への武器輸出を検討する際、イスラエルが中東地域のアラブ諸国よりも高度な米国製兵器を入手できるよう保証するというQMEの原則に則っている。
F-35はステルス技術を搭載し、敵の探知を回避できる。イスラエルは約10年前から同機を運用している。
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