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イラン最高指導者が米非難、イスラエル支援継続なら協力できず

2025年11月04日(火)03時41分

イランの最高指導者ハメネイ師(写真)は3日、米国がイスラエルを支援していることなどを非難し、米国と協力関係を築くことはできないと述べた。 テヘランで同日撮影(2025年 ロイター/Office of the Iranian Supreme Leader/WANA (West Asia News Agency)/Handout via REUTERS)

[ドバイ 3日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は3日、米国がイスラエルを支援していることなどを非難し、米国と協力関係を築くことはできないと述べた。国営メディアが報じた。

ハメネイ師は「米国はイランと協力したいと言うこともある」とした上で「米国が軍事基地を維持し、中東地域に干渉し続ける限り、イランとの協力は不可能だ」などと発言した。

トランプ米大統領は10月、米国はイランの準備ができれば「ディール(取引)」を行う用意があるとし、「友好と協力の手は差し伸べられている」と述べた。

米国とイランは複数回にわたり核協議を実施していたが、6月にイスラエルとイランが交戦し、米国もイランの核施設を攻撃した。西側諸国は核兵器開発のリスクを最小化するためウランの濃縮活動を停止するよう求めているが、イランの主張との間には隔たりがあり、核協議は停滞している。

ロイター
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