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スイス消費者物価、前月比で3カ月連続下落 中銀にマイナス金利圧力
2025年11月04日(火)10時31分
        	スイス・グラットブルックにあるスーパーマーケットに陳列された果物。2020年6月撮影。REUTERS/Arnd Wiegmann
Ludwig Burger
[フランクフルト 3日 ロイター] - スイスの10月の消費者物価が3カ月連続で下落した。スイス国立銀行(中央銀行)にデフレ阻止に向けたマイナス金利導入の検討が一段と求められる状況となった。
スイス連邦統計局が3日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%下落。下落率は8月、9月を上回った。前年比では0.1%上昇と、辛うじてプラスだった。
中銀の物価目標は0─2%。チュディン中銀理事は先週、インフレ率が短期間0%を下回ったとしても、中銀は容認可能としたものの、低インフレの継続を防ぐため、政策金利をマイナスにする必要が生じる可能性があると改めて指摘した。
中銀は2014年12月から22年9月までマイナス金利政策を取った。





