最強級ハリケーン「メリッサ」、ジャマイカ上陸しキューバ方面へ
10月28日、カリブ海で過去最強勢力のハリケーン「メリッサ」がジャマイカに上陸した後、北東に進路を変えてキューバ第2の都市サンティアゴ・デ・キューバ方面に向かった。キングストンで同日撮影(2025年 ロイター/Octavio Jones)
[キングストン 28日 ロイター] - カリブ海で28日、過去最強勢力のハリケーン「メリッサ」がジャマイカに上陸した後、北東に進路を変えてキューバ第2の都市サンティアゴ・デ・キューバ方面に向かった。
勢力は「カテゴリー4」で、米国立ハリケーン・センター(NHC)によると最大風速185マイル(時速295キロ)を記録。この風速は最強の「カテゴリー5」の最低基準を大きく上回る数値だ。ジャマイカをカテゴリー4または5のハリケーンが直撃したのは初めてだ。
当局者によると、ジャマイカ南西部のセント・エリザベス教区は「水没状態」に陥り、50万人以上の住民が停電に見舞われた。政府は外国の支援を求めた。
NHCによると、メリッサは2100GMTまでに時速145マイル(233キロ)に勢力を弱めた。
キューバ当局は約50万人が避難したことを明らかにした。





