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ガザ重症患者41人を医療避難、WHO事務局長が各国に協力要請

2025年10月23日(木)12時11分

 10月22日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はパレスチナ自治区ガザからの重症患者41人の医療避難を行ったと明らかにし、各国にきょう六を呼び掛けた。写真は仏リヨンで2024年12月撮影(2025年 ロイター/Laurent Cipriani)

[22日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は22日、WHOがパレスチナ自治区ガザからの重症患者41人の医療避難を実施したと述べた。

テドロス氏は、ガザでは約1万5000人の患者が避難を待っているとXに投稿。「各国に対し連帯を示し、迅速な医療避難のためあらゆるルートを開放するよう引き続き呼びかけている」と述べた。

2年にわたるイスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの紛争で多くのガザ市民が負傷したほか、がんや心臓病など、壊滅状態にある医療システムでは対応できない慢性疾患患者もいる。

この戦争の間、7000人以上の患者がガザから避難し、エジプトが半数以上を受け入れている。

ロイター
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