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トランプ氏、プーチン氏との首脳会談中止 交渉停滞に不満

2025年10月23日(木)07時44分

 10月22日、トランプ米大統領は、予定されていたロシアのプーチン大統領との首脳会談をキャンセルしたと明らかにした。適切ではないと感じたためという。写真は8月15日、アラスカ州アンカレッジで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

Jeff Mason

[ワシントン 22日 ロイター] - トランプ米大統領は22日、予定されていたロシアのプーチン大統領との首脳会談をキャンセルしたと明らかにした。外交努力が進展せず、時期が適切ではないと判断した。

ホワイトハウスで記者団に対し、「プーチン大統領との会談はキャンセルした。適切ではないと感じた。目指すべき場所にたどり着ける気がしなかったためだが、将来的には行う」と述べた。

また、交渉が停滞していることへの不満を表明。「正直なところ、私が唯一言えることはウラジーミルと話すたびに良い会話ができるものの、その後何も進展しないということだ。全く進展しない」と語った。

ホワイトハウスはこの日、ウクライナ戦争を巡りロシアに圧力をかけるため、同国の石油輸出を対象とした新たな制裁措置を発表した。

トランプ氏は、この措置が一時的なものになることを望むと述べた。

ロイター
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