アドソル日進株が値上がり率トップ、一時15％超高 業績予想引き上げなど好感

　１０月２３日の東京株式市場で情報システム開発などを手掛けるアドソル日進が大幅続伸し、一時１５．５％高の１５２０円まで上昇した。写真は２０２４年１２月、東京証券取引所で撮影（２０２５年　ロイター/Kim Kyung-Hoon）

［東京　２３日　ロイター］ - １０月２３日の東京株式市場で情報システム開発などを手掛けるアドソル日進が大幅続伸し、一時１５．５％高の１５２０円まで上昇した。前日に業績見通しや配当予想の上方修正を公表し、好感する買いが先行している。午前９時３２分現在、プライム市場の値上がり率トップとなっている。

同社は２２日、２０２６年３月期の連結業績予想について、純利益が１４億円（従来見通しは１２億円）、営業利益が２１億円（同１９億円）になりそうだと公表した。第３・四半期以降も幅広い分野でＤＸ（デジタル・トランスフォーメーション）・デジタル化対応が継続する見通しで、複数の顧客でＩＴ投資が予定されているという。

また、２６年３月期の期末配当予想を従来予想から４円増額し、２３円に修正した。