ボルトン元米大統領補佐官を起訴、国家安全情報の保持・伝達容疑

第１次トランプ政権で大統領補佐官（国家安全保障問題担当）を務めたジョン・ボルトン氏が１０月１６日、国家安全情報の保持と伝達の容疑で起訴された。９月２９日、米マサチューセッツ州ケンブリッジで撮影（２０２５年　ロイター/Brian Snyder）

［グリーンベルト（米メリーランド州）１６日　ロイター］ - 第１次トランプ政権で大統領補佐官（国家安全保障問題担当）を務めたジョン・ボルトン氏が１６日、国家安全情報の保持と伝達の容疑で起訴された。

米連邦捜査局（ＦＢＩ）は８月、ボルトン氏の東部メリーランド州の自宅を捜索。関係筋は、捜査は国家安全保障を巡る捜査の一環で、機密情報の犯罪的な漏えいの可能性に焦点が当てられたとしていた。その後、ボルトン氏が機密情報を無許可で保持・持ち出した疑いで連邦捜査の対象になっていることが判明していた。

ボルトン氏の弁護士はこれまで、同氏が不正行為に関与したことを否定している。