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マクロン仏大統領に辞任要求、フィリップ元首相がラジオ通じ

2025年10月08日(水)10時28分

10月7日、 マクロン仏大統領(写真)は、2年足らずの間に5人の首相が辞任を余儀なくされた政治的混乱に終止符を打つため、辞任か解散実施を求める圧力の高まりに直面している。独サーブリュッケンで3日代表撮影(2025年 ロイター)

Dominique Vidalon Sudip Kar-Gupta

[パリ 7日 ロイター] - マクロン仏大統領は、2年足らずの間に5人の首相が辞任を余儀なくされた政治的混乱に終止符を打つため、辞任か解散実施を求める圧力の高まりに直面している。

同大統領は2027年までの2期目任期を全うすると繰り返し述べているが、辞任を求める声が大きくなっている。

17年にマクロン氏が最初に首相に任命したエドアール・フィリップ氏は7日、行き詰まりを打開するために新大統領が必要な時だと表明。RTLラジオに対し、マクロン氏は「秩序ある形で去る」べきだと述べた。

もう1人の元マクロン支持者、アタル元首相はテレビ「TF1」に対し、辞意を示したルコルニュ首相にぎりぎりまで野党と危機打開に向けた折衝を続けるよう指示したマクロン氏について「多くのフランス国民と同じように、私はもはや大統領の決断を理解できない」と語った。

ロイター
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