核問題巡り平行線、イランと欧州3カ国が外相協議

イランと、英国、フランス、ドイツの欧州3国は17日、外相による電話協議を実施した。写真はイランのアラグチ外相。レバノンのベイルートで6月撮影(2025年 ロイター/Mohamed Azakir)
[パリ/ドバイ 17日 ロイター] - イランと、英国、フランス、ドイツの欧州3国は17日、外相による電話協議を実施した。イラン核問題を巡る国連制裁復活を回避する道筋を探ったが、ほとんど進展が見られなかった。欧州の外交筋2人とイランの外交筋1人が明らかにした。
協議には欧州連合(EU)の代表者も加わった。イラン外交筋によると、イランは「国連制裁復活が決定されれば、対抗措置を取る」と改めて表明したという。
欧州3国は8月末、国連制裁の復活に向けた手続きを開始し、30日間の検討期間に入っている。9月中にイランが国連核査察官のアクセス回復と、米国との協議という条件を満たせば「スナップバック」規定を最大で半年間延長させる方針だ。
イランと国際原子力機関(IAEA)は先週、核関連施設に対する査察活動の再開で基本合意した。ただ、複数の欧米外交筋は、合意内容が不十分だと指摘。期限を設けていないため、イランが引き続き妨害を続ける余地を残しているとしている。イランは、米国との協議再開にも消極的だ。
ドイツ外務省の報道官は協議後、欧州3国は「延長できるような合理的で具体的な措置をイランが講じていないことを強調した」とし、数日以内に具体的な動きがなければ制裁が復活する見通しだとXに投稿した。
電話協議に先立ち、欧州外交筋4人とイラン当局者1人は、欧州3国が制裁復活に向かうことが可能性の最も高いシナリオだと述べた。また、外交筋2人は、欧州側との協議で合意に至っても米政権が支持する可能性は低いと指摘した。
一方、イラン当局者は「国連制裁は復活されるだろう。だからこそ、われわれは譲歩を拒んでいる」と述べた。
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