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トランプ氏が英国到着、2度目の国賓訪問 経済協力深化へ

2025年09月17日(水)08時46分

 9月16日、トランプ米大統領(写真)は、前例のない2度目の国賓訪問のため英国に到着した。同日、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

Elizabeth Piper Steve Holland

[ロンドン 16日 ロイター] - トランプ米大統領は16日、前例のない2度目の国賓訪問のため英国に到着した。訪問に合わせて両国は投資協定を発表し、「特別な関係」推進に改めて取り組む見通しだ。

これに先立ち、ベセント米財務長官とリーブス英財務相は両国の金融センター間の協力深化に向けて「大西洋横断タスクフォース」の設置を発表した。

トランプ氏は17日、メラニア夫人と共にウィンザー城でチャールズ国王の歓迎を受ける。馬車によるツアーや晩さん会などが予定されている。

18日にはスターマー首相が公式別荘「チェッカーズ」でトランプ氏と会談し、投資、鉄鋼・アルミニウム関税、ロシアによるウクライナ侵攻の終結、パレスチナ自治区ガザを巡る情勢などについて協議する。

スターマー氏は米企業による投資先として英国を売り込みたい考えだ。金融サービス、テクノロジー、エネルギー分野で両国の連携を強化し、国内経済の成長促進につなげる狙いだ。

トランプ氏の訪問にはエヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)やオープンAIのサム・アルトマンCEOら企業幹部が同行し、数十億ドル規模の合意が発表される見通しだ。

ロイター
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