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ウクライナのエネルギー省は8日、ロシア軍が夜間にキーウ州の火力発電施設を攻撃したと発表した。現場で消化にあたる消防士、8日の当局提供写真(2025年 ロイター)
[キーウ 8日 ロイター] - ウクライナのエネルギー省は8日、ロシア軍が夜間にキーウ州の火力発電施設を攻撃したと発表した。局地的な停電が発生したほか、一部の地区でガスの供給も停止した。
ロシアは前日、ウクライナに対し侵攻後最大規模の空爆を実施している。
同省はメッセージアプリ「テレグラム」で「目的は明らかだ。ウクライナの一般市民にさらなる苦痛を与え、ウクライナの家庭、病院、幼稚園、学校から明かりと暖房を奪うことだ」と投稿。救助隊と技術者が現場で作業していると述べた。
ロシア国防省は、ウクライナのエネルギー施設を攻撃したことを認めた。
ウクライナの送電会社ウクルエネルゴは8日、ロシアがウクライナの複数の地域の電力インフラを攻撃し、局地的な停電が起きたと表明。「緊急の修復作業が進行中で、ほとんどの世帯は8日午前までに電力が復旧した」とした。
キーウ州のカラシニク知事は、攻撃により地元のガス供給網が損傷し、8カ所の集落の8000戸以上が修理のために今後2日間ガス供給を遮断されると語った。