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チリ中銀、今年初の利下げ 政策金利4.75％に
2025年07月30日（水）14時57分
７月２９日、チリ中央銀行は政策金利を４．７５％に引き下げた。写真は同中銀。２０２４年１１月、チリのサンティアゴで撮影（２０２５年 ロイター/Ivan Alvarado）
［サンティアゴ ２９日 ロイター］ - チリ中央銀行は２９日、政策金利を４．７５％に引き下げた。利下げは今年初めて。市場も利下げを予想していた。
全会一致で決定した。声明では、今後の金融政策運営について、マクロ経済情勢と、インフレの目標水準への収束に及ぼす影響次第になると説明した。
６月のインフレ率は４．１％と前月の４．４％から伸びが鈍化し、中銀目標レンジの２─４％に近づいた。
中銀は２０２３年７月から２４年１２月の期間に金利を合計６２５ベーシスポイント（ｂｐ）引き下げた後、物価圧力を考慮して慎重な姿勢を促し、金利を据え置いていた。
