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カタールからの贈呈機、米大統領専用機向け改修に数億ドル=空軍長官

2025年06月06日(金)14時04分

6月5日、 トロイ・メインク米空軍長官はカタールから贈呈を受けた米ボーイングのジャンボ機「747-8型」を大統領専用機エアフォースワンとして改修するには数億ドルの費用を要するとの見方を示した。写真はフロリダ州ウエストパームビーチの空港に駐機中のカタール機。2月撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 5日 ロイター] - トロイ・メインク米空軍長官は5日、カタールから贈呈を受けた米ボーイングのジャンボ機「747-8型」を大統領専用機エアフォースワンとして改修するには数億ドルの費用を要するとの見方を示した。

米空軍は先月、カタールからジャンボ機を受領した。

専門家の話によると、13年前に製造された機体を大統領専用機に改修するには盗聴を防止したり、ミサイル攻撃による被弾を防いだりするため、セキュリティー機能の大幅な強化や通信機能の改善が必要になる。

メインク氏は米連邦議会の公聴会で、同機の改修費用は「おそらく4億ドルは下回る」との見方を示した。

これに対し、民主党議員は改修費用が10億ドルを超える可能性があると主張している。

メインク氏は、こうした費用の多くは大統領専用機を新たに導入する際には「いずれにしても」必要になるものだと指摘。費用には訓練用のプラットフォームや、予備部品も含まれると説明した。

ロイター
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