ベトジェット、エアバス機20機追加発注 仏大統領がベトナム訪問
5月26日、ベトナムの格安航空会社ベトジェットは、欧州の航空機大手エアバスにワイドボディ機「A330neo」20機を新規に発注することで合意したと発表した。写真は、エアバスの工場の飛行機の機体の同社ロゴ。2023年11月、フランスのサン・ナゼールで撮影(2025年 ロイター/Stephane Mahe)
[ハノイ 26日 ロイター] - ベトナムの格安航空会社ベトジェットは26日、欧州の航空機大手エアバスにワイドボディ機「A330neo」20機を新規に発注することで合意したと発表した。
フランスのマクロン大統領は現在、ベトナム指導部との会談のため、ハノイを訪れている。
同社は昨年もA330neoを20機購入する契約を締結しており、同社が購入に同意したA330neoは計40機となる。
取得価格や引き渡しの時期は明らかにしなかったが、今回の新規発注は「今後10年間の戦略的拡大を支援する」としている。
同社はアジア太平洋地域で増便を計画しており、将来的には欧州への長距離便も検討している。
ベトナムは米国と関税交渉を進めている。同社は米ボーイング機を購入する意向も繰り返し示しており、両国政府はベトナムの対米貿易黒字削減に寄与すると指摘している。





