ロシア代表団長「交渉結果に満足」、ウクライナと協議継続

トルコのイスタンブールで16日に行われたロシア・ウクライナ和平交渉でロシア代表団を率いたメジンスキー大統領補佐官(左)は、ロシアは結果に満足しているとし、ウクライナと対話を継続する用意があると述べた。写真は15日、イスタンブールで撮影の提供写真(2025年 ロイター/Arda Kucukkaya/Turkish Foreign Ministry /Handout via REUTERS)
[イスタンブール 16日 ロイター] - トルコのイスタンブールで16日に行われたロシア・ウクライナ和平交渉でロシア代表団を率いたメジンスキー大統領補佐官は、ロシアは結果に満足しているとし、ウクライナと対話を継続する用意があると述べた。
メジンスキー氏は協議後「全体として、われわれは結果に満足している。(ウクライナとの)接触を継続する用意がある。向こう数日のうちに、それぞれ1000人という大規模な捕虜交換が行われる」と述べた。
その上で、「ウクライナは首脳の直接対話を要請した。われわれはこの要請を留意している」と言及。「双方が将来の停戦の可能性についてそれぞれのビジョンを提示し、詳細に説明することで合意した。こうしたビジョンが提示された後、合意された通りに交渉を継続することが適切だと考えている」と述べた。
捕虜交換については、ウクライナの交渉団を率いたウメロフ国防相も明らかにしている。