ニュース速報
ワールド

ベトナム・タイ関係、包括的戦略パートナーシップに格上げ

2025年05月16日(金)15時48分

 5月16日、ベトナムとタイは両国関係を包括的な戦略パートナーシップに格上げすると表明した。写真はベトナムを訪問中のタイのペートンタン・シナワット首相(左)とベトナムのファム・ミン・チン首相(右)。提供写真(2025年 ロイター)

[ハノイ 16日 ロイター] - ベトナムとタイは16日、両国関係を包括的な戦略パートナーシップに格上げすると表明した。ベトナム国営メディアが伝えた。

これに先立ち、2日間の日程でハノイを訪問しているタイのペートンタン首相はベトナムのファム・ミン・チン首相と会談した。

ベトナム政府によると、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の中でタイはベトナムにとって最大の貿易相手国となっており、昨年の2国間貿易額は200億ドルを超えた。タイ企業はこれまでに140億ドル以上をベトナムに投資している。

ロイターが確認した文書によると、両首相は16日、貿易、麻薬対策、銀行、教育、航空分野での協力に関する覚書を含め、複数の協力文書の調印に立ち会った。

ベトナム政府によると、両国は2030年までに2国間貿易額を年間250億ドルにすることを目指している。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

APEC貿易相、共同声明を採択 米関税への共同対応

ビジネス

中国株ETF、5月は資金流入に転換 米中関税合意で

ビジネス

エヌビディアのAIサーバー米国生産、来年対応可能=

ワールド

マレーシアGDP、第1四半期は前年比4.4%増に鈍
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    加齢による「筋肉量の減少」をどう防ぐのか?...最新研究が示す運動との相乗効果
  • 2
    宇宙から「潮の香り」がしていた...「奇妙な惑星」に生物がいる可能性【最新研究】
  • 3
    ヤクザ専門ライターが50代でピアノを始めた結果...習い事、遅かった「からこそ」の優位とは?
  • 4
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食…
  • 5
    戦車「爆破」の瞬間も...ロシア軍格納庫を襲うドロー…
  • 6
    宇宙の「禁断領域」で奇跡的に生き残った「極寒惑星…
  • 7
    対中関税引き下げに騙されるな...能無しトランプの場…
  • 8
    トランプに投票したことを後悔する有権者が約半数、…
  • 9
    サメによる「攻撃」増加の原因は「インフルエンサー…
  • 10
    トランプ「薬価引き下げ」大統領令でも、なぜか製薬…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    加齢による「筋肉量の減少」をどう防ぐのか?...最新研究が示す運動との相乗効果
  • 3
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 4
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 5
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 6
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 7
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 8
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 9
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 10
    トランプ「薬価引き下げ」大統領令でも、なぜか製薬…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    加齢による「筋肉量の減少」をどう防ぐのか?...最新…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中