ゼレンスキー氏「停戦合意ならプーチン氏との会談不要」、一段の圧力必要

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、イスタンブールで予定されている協議でウクライナとロシアが停戦に合意すれば、自身が直接ロシアのプーチン大統領と会談する必要はないと述べた。(2025年 ロイター/Cagla Gurdogan)
[キーウ 15日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、イスタンブールで予定されている協議でウクライナとロシアが停戦に合意すれば、自身が直接ロシアのプーチン大統領と会談する必要はないと述べた。
ゼレンスキー氏はトルコの首都アンカラを訪問し、トルコのエルドアン大統領と会談。会談後の記者会見で、「ロシアは(戦争を)終わらせる必要性を感じていない。ロシアに対する政治的、経済的、その他の圧力が十分でないということだ」とし、ロシアが停戦協議に参加する意思を示さなければ、他の国がロシアに対し一段と強い政治的、経済的圧力をかけ、追加制裁を課す必要があると述べた。
イスタンブールで予定されているロシアとの協議については、ウクライナはウメロフ国防相が率いる代表団を派遣すると表明。プーチン大統領が出席を見送ったことを受け、自身はこの協議に参加しないと述べた。