米コロラド州のナイトクラブで不法移民114人拘束、麻薬関連捜査で

米麻薬取締局(DEA)が27日、米コロラド州コロラドスプリングスで違法営業のナイトクラブに対する捜査を行い、米国に不法滞在していたとされる114人を拘束した。現場からはコカインなどが押収された。2012年4月撮影(2025年 ロイター/Yannis Behrakis)
Kanishka Singh
[ワシントン 28日 ロイター] - 米麻薬取締局(DEA)が27日、米コロラド州コロラドスプリングスで違法営業のナイトクラブに対する捜査を行い、米国に不法滞在していたとされる114人を拘束した。
発表によると、ナイトクラブには200人以上がおり、そのうち114人が不法滞在者だった。
ボンディ米司法長官はXに「DEAはベネズエラの犯罪組織TDA(トレント・デ・アラグア)や国際犯罪組織MS─13のテロリストが出入りする地下ナイトクラブで100人以上の不法移民を拘束した。コカイン、メタンフェタミン、ピンクコカインが押収された。既発の逮捕令状に基づき2人を逮捕した」と投稿した。ただ、逮捕された人物がこれら組織の一員かについては直接言及はしていない。