ニュース速報
ワールド

原油先物が小動き、米在庫増やOPECプラス減産延長見通しで

2024年12月04日(水)11時57分

 12月4日、アジア時間序盤の原油先物価格は小動き。写真はチェコ、ネラホゼヴェスの石油タンク。11月撮影(2024 ロイター/David W Cerny)

Arathy Somasekhar

[4日 ロイター] - 4日アジア時間序盤の原油先物価格は小動き。米国の原油・燃料在庫が増加する一方、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が減産を延長する見通しとなっており、売り買いが交錯している。

0145GMT(日本時間午前10時45分)時点で、北海ブレント先物は0.02ドル(0.03%)安の1バレル=73.60ドル。米WTI先物は0.03ドル(0.04%)安の69.91ドル。

3日のブレント先物は2.5%上昇し、この2週間で最大の上昇率となった。

市場筋は米石油協会(API)のデータを基に、先週の米原油在庫が120万バレル増加したと明らかにした。感謝祭があったため、通常は需要が増加する週にもかかわらず、ガソリン在庫も460万バレル増加した。[API/S]

OPECプラスは5日に開く会合で、有志国による自主減産を来年第1・四半期末まで延長する可能性が高い。OPECプラス筋4人がロイターに明らかにした。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

利上げのタイミングは「難しい」、展望リポート踏まえ

ビジネス

米J&J、神経系治療薬企業イントラセルラーを買収へ

ワールド

スロバキア首相、ガス輸送巡り会談要請 ゼレンスキー

ビジネス

人員削減した英企業、4年ぶり高水準 4月の増税控え
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国の宇宙軍拡
特集:中国の宇宙軍拡
2025年1月14日号(1/ 7発売)

軍事・民間で宇宙覇権を狙う習近平政権。その静かな第一歩が南米チリから始まった

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン」がSNSで大反響...ヘンリー王子の「大惨敗ぶり」が際立つ結果に
  • 4
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「…
  • 5
    大麻は脳にどのような影響を及ぼすのか...? 高濃度の…
  • 6
    ロシア軍高官の車を、ウクライナ自爆ドローンが急襲.…
  • 7
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 8
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命を…
  • 9
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 10
    アルミ缶収集だけではない...ホームレスの仕事・生き…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 4
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 5
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 6
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 7
    ロシア兵を「射殺」...相次ぐ北朝鮮兵の誤射 退却も…
  • 8
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中