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中国海警局がフィリピンに警告、南シナ海の船への補給物資投下で

2024年08月30日(金)11時00分

中国海警局は29日、フィリピンに対し、南シナ海にある船への補給活動を止めるよう求め、そのような「大胆な行動」は不測の事態を招く可能性があると警告した。写真は2023年10月、南シナ海で撮影(2024年 ロイター/Adrian Portugal)

[北京 29日 ロイター] - 中国海警局は29日、フィリピンに対し、南シナ海にある船への補給活動を止めるよう求め、そのような「大胆な行動」は不測の事態を招く可能性があると警告した。

海警局は声明で、フィリピンが28日に南沙(英語名スプラトリー)諸島サビナ礁近くの船に補給物資の空中投下を行ったと説明。こうした行動は「海上と空中で不測の事態を引き起こす可能性が非常に高い」と警告した。

フィリピン当局はこの空中投下や中国の声明についてコメントしていない。フィリピンは過去にも、漁業従事者への補給を行ったとしている。

両国はサビナ礁周辺の領有権を争っており、双方の船舶が衝突する事案が起きている。

ロイター
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