世銀、ベトナムの2024年GDPは6.1%増と予想 不良債権を警戒
世界銀行は26日、ベトナムの今年の国内総生産(GDP)は6.1%増との見通しを示す一方、銀行資産の質は依然として懸念要因と指摘した。写真は自動車工場で2022年9月撮影(2024年 ロイター/Thinh Nguyen)
[ハノイ 26日 ロイター] - 世界銀行は26日、ベトナムの今年の国内総生産(GDP)は6.1%増との見通しを示す一方、銀行資産の質は依然として懸念要因と指摘した。
海外の景気改善と公共投資増を見込み、ベトナムは今年の成長率目標を6.5%としている。昨年は5.05%だった。
世銀の報告書は「輸出の継続的拡大と不動産市場回復の兆候で投資家と消費者のセンチメントが改善し、2024年後半には国内需要が改善すると予想される」と分析した。
一方で不良債権と貸倒引当金が増加する中、資産の質が銀行部門の重大な懸念事項になっていると指摘。不良債権は22年の融資総額の1.9%から23年には4.6%へと大幅に増加している。
再編された融資とベトナム資産管理会社の債務を含めると、不良債権比率は7.9%に達する可能性があるという。
今年のインフレ率は、食品価格高騰が続くと予想され、昨年の3.2%から4.5%に加速する見通し。





