ニュース速報
ワールド

イスラエル大使の不招待「変更ない」、米大使不参加は残念=長崎市長

2024年08月08日(木)11時16分

長崎市の鈴木史朗市長は8日午前、翌日に控えた「原爆の日」の平和祈念式典にイスラエル大使を招待しない判断に「変更はない」とした上で、米国から同国大使が参加できないと連絡があったことについて「残念だが引き続き来年以降、大使に参加いただければ」と語った。写真は長崎市役所で2023年7月、平和宣言の骨子について説明する鈴木市長(2024年 時事通信)

Nobuhiro Kubo

[東京 8日 ロイター] - 長崎市の鈴木史朗市長は8日午前、翌日に控えた「原爆の日」の平和祈念式典にイスラエル大使を招待しない判断に「変更はない」とした上で、米国から同国大使が参加できないと連絡があったことについて「残念だが引き続き来年以降、大使に参加いただければ」と語った。

市庁で記者団の取材に応じた鈴木市長は、イスラエル大使に招待状を出さなかったのは政治的な理由ではないとし、「平穏かつ厳粛な雰囲気のもとで式典を円滑に実施したいという思いのもとで決定した」と説明した。

鈴木市長によると、日本を除く主要7カ国(G7)各国と欧州連合(EU)が7月19日付で長崎市に書簡を送付。イスラエル大使が招待されない可能性があることを憂慮する内容で、同国をロシアやベラルーシと同一視することになり、各国ともハイレベルの参加者を式典に派遣することは難しくなるとの趣旨だったという。

長崎市はイスラエル大使を式典に招待しないとことを7月31日に決定。鈴木市長によると、その後に日本を除くG7各国、EU、イスラエルに説明したが、今も理解は得られていないという。鈴木市長は「引き続き機会をとらえて粘り強く理解を求めたい」と語った。

林芳正官房長官は8日午前の閣議後会見で、式典主催者の長崎市の判断だとし、「政府としてコメントする立場にない」と語った。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米企業、堅調な経済見込む 少なくともイラン戦争勃発

ワールド

米提案をパキスタンが伝達とイラン高官、トルコも協議

ビジネス

米30年住宅ローン金利、昨年10月以来の高水準 

ワールド

ロシア主要石油輸出港2港、ドローン攻撃で炎上 積み
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆保険」を達成した中国の医療保険の実態とは
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下位になった国はどこ?
  • 4
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 5
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 6
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「…
  • 7
    スペイン王室、王妃と王女の装いに見る「母から娘」…
  • 8
    「有事の金」が下がる逆説 イラン戦争で市場に何が…
  • 9
    「買ったら高いじゃん?」アカデミー賞会場のゴミ箱…
  • 10
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 5
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中