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北朝鮮、18日に超大型放射砲の発射訓練 金氏が指導=KCNA
2024年03月19日(火)08時44分
3月19日、 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩朝鮮労働党総書記が18日に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の発射訓練を指導したと伝えた。写真は18日、訓練を指揮する金氏。KCNAが19日配信(2024年 ロイター)
Hyonhee Shin
[ソウル 19日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は19日、金正恩朝鮮労働党総書記が18日に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の発射訓練を指導したと伝えた。
日本と韓国は北朝鮮が18日に短距離弾道ミサイルを数発発射したと分析していた。
KCNAによると、600ミリ多連装ロケット砲の「実戦能力」を確認し、砲兵部隊の戦闘士気と準備態勢を高めることが訓練の目的。
空中で砲弾を爆発させるシミュレーションも行った。
部隊は突発的な戦闘任務の遂行において「高い機動性と正確で強力な打撃力」を発揮し、金氏から称賛されたという。
金氏は砲兵部隊の近代化と規模拡大を呼びかけ、戦争準備における600ミリ多連装ロケット砲の「中核・中心的攻撃手段としての戦略的任務」を強調。
「敵の首都と軍事力を崩壊させる態勢」を整え、戦争の可能性を抑止する必要があると述べた。