ロシア大統領、サウジ皇太子と会談 両国関係「かつてなく良好」

ロシアのプーチン大統領は、サウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子との会談に臨み、両国の関係は「これまでになく良好」だと述べた。6日、リヤドで撮影(2023年 ロイター/Sputnik/Konstantin Zavrazhin/Pool via REUTERS)
[6日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は6日、サウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子との会談に臨み、両国の関係は「これまでになく良好」だと述べた。
ロシアのテレビ局がプーチン氏の冒頭あいさつを報じた。プーチン大統領はムハンマド皇太子の招待に感謝し、当初は皇太子がモスクワを訪問すると予想していたが、「計画に変更があった」と述べた。
プーチン大統領は、両国は政治や経済のほか、人道的な分野でも良好かつ安定した関係を築いていると指摘。「われわれの友好関係の発展を妨げるものは何もない」と語った。
会談では、ガザでの紛争や石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」における両国の協力についても話し合われる予定。
プーチン氏は「もちろん、われわれ全員にとって、この地域で起きていることについて情報を交換し、検証することは非常に重要だ」とも述べた。