Stefanno Sulaiman Gayatri Suroyo
[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア統計局が1日発表した11月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.86%となり、10月の2.56%から加速し、ロイターがまとめた市場予想の2.70%も上回った。
中銀の目標レンジ(2─4%)内には収まった。
変動の激しい食品価格と統制価格を除くコアインフレ率は1.87%だった。市場予想は1.90%だった。
コメ、チリ、鶏肉、ニンニクの価格上昇により、食品価格は7.59%上昇し、過去9カ月で最も高い伸びとなった。
DBS銀行のエコノミスト、ラディカ・ラオ氏は「食料品を中心にインフレ圧力が高まっているが、これは金融政策よりも供給サイドの措置によって対処される可能性が高い。コア(指数)は穏やかで、全般的なインフレのリスクは低下している」と述べた。
中銀のワルジヨ総裁は29日、世界情勢に大きな変化がない限り、政策金利を2024年まで現行水準で維持すると述べた。利上げサイクルの終了を示唆した。
総裁は以前、エネルギー価格の高騰によりインフレ率が来年3.2%まで上昇する可能性が高いとの見方を示していた。
中銀は22年8月から今年10月にかけて合計250ベーシスポイント(bp)の利上げを実施した。