米側への停止要請を継続=事故後のオスプレイ飛行で官房長官

11月30日、 松野博一官房長官(写真)は記者会見で、29日に鹿児島県屋久島沖に米軍オスプレイが墜落した事故後も国内で米軍のオスプレイ飛行が確認されていることについて「承知している」と述べた。写真は2021年10月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Shinichi Uchida
[東京 30日 ロイター] - 松野博一官房長官は30日午後の記者会見で、29日に鹿児島県屋久島沖に米軍オスプレイが墜落した事故後も国内で米軍のオスプレイ飛行が確認されていることについて「承知している」と述べた。安全が確認されるまで飛行を停止するよう米国側への要請を継続する考えを示した。
松野官房長官は30日朝の防衛省から在日米軍への要請に加えて、上川陽子外相が米国のエマニュエル駐日大使に要請を行ったと説明。さらに木原稔防衛相がラップ在日米軍司令官に要請を行う予定だという。
松野氏は、日本政府として「引き続き事故の状況など速やかに把握し、米側と緊密に連携して安全確保に努めていく」と語った。