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イラン関連施設に追加空爆も、米国防長官が米軍への攻撃中止要求
2023年11月13日(月)17時13分
11月13日、 オースティン米国防長官(写真)はイラクとシリアに駐留する米軍への攻撃が止まらなければ、イランが支援する武装組織に対してさらなる空爆を行う可能性があると表明した。ソウルで同日代表撮影(2023年 ロイター)
Phil Stewart Hyunsu Yim
[ソウル 13日 ロイター] - オースティン米国防長官は13日、イラクとシリアに駐留する米軍への攻撃が止まらなければ、イランが支援する武装組織に対してさらなる空爆を行う可能性があると表明した。
米国防総省は12日にシリアでイラン関連施設に対して2回の空爆を実施したと発表した。イラクとシリアに駐留する米軍などへの攻撃は過去数週間で少なくとも40回に上る。
オースティン氏は訪問先のソウルで記者会見し「このような攻撃は止めなければならない。やめないのなら部隊を守るために必要な措置をためらわない」と語った。
シリア東部での直近の空爆はイランの革命防衛隊と関連組織の施設を標的にしたと述べ「イラクとシリアでの米軍への攻撃に直接関与しているこれらの組織を自由に行動させないためだ」と説明した。