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米為替報告、「操作国」認定なし 監視対象にベトナム再指定
2023年11月08日(水)07時30分
[ワシントン 7日 ロイター] - 米財務省は7日、半期ごとの為替報告書を公表し、為替操作を実施している主要貿易相手国・地域はなかったとの見解を示した。「監視リスト」にはベトナムを再び加える一方、スイスと韓国を除外した。
監視対象に指定されたのはベトナムのほか、中国、ドイツ、マレーシア、シンガポール、台湾。
今回の報告書は、2023年6月末までの4四半期を対象としている。
財務省はベトナムを再び監視対象としたことについて、当該期間中に経常黒字が基準を上回ったことを受けたとした。中国は為替慣行の透明性欠如のため監視リストに残った。また、両国とも対米貿易収支が大幅な黒字となっている。