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米共和内紛がウクライナ支援に悪影響、バイデン氏が懸念

バイデン米大統領は4日、議会における共和党内の内紛がウクライナ支援に支障を来すことを懸念し、米国がロシアとの戦争においてウクライナを支援し続ける必要がある理由を示す演説を近く行うと表明した。9月14日撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン/ニューヨーク 4日 ロイター] - バイデン米大統領は4日、議会における共和党内の内紛がウクライナ支援に支障を来すことを懸念し、米国がロシアとの戦争においてウクライナを支援し続ける必要がある理由を示す演説を近く行うと表明した。
議会の混乱により、米国がウクライナに確約した支援ができなくなることを懸念しているかとの質問に対し「確かに懸念している。ただ、ウクライナへの資金援助を支持すると表明している議員が両党の上下両院の多数派であると認識している」と述べた。
また、この問題について演説する予定とし、ウクライナへのコミットメントを維持することが米国およびその同盟国にとって非常に重要である理由を説明すると指摘。また、米国がウクライナに資金を提供する方法として、議会の承認を得ている一連の援助とは別の手段があることも示唆した。
このほか、議会指導部に対し、先日議会で可決されたつなぎ予算の期限を迎える前にワシントンの「有害な雰囲気」を変え、新たな歳出計画に取り組むよう呼び掛けた。