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原油先物4%超下落、米債務上限やOPECプラス会合巡る懸念で

米国時間の原油先物は4%以上下落した。米債務上限を巡る合意を議会が可決するのかとの懸念に加え、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が今週開く会合を前に主要産油国からのメッセージが錯綜し供給を巡る見通しに不透明感が広がったことを受けた。2018年12月撮影(2023年 ロイター/Stringer)
[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米国時間の原油先物は4%以上下落した。米債務上限を巡る合意を議会が可決するのかとの懸念に加え、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が今週開く会合を前に主要産油国からのメッセージが錯綜し供給を巡る見通しに不透明感が広がったことを受けた。
清算値は、北海ブレント先物が3.53ドル(4.6%)安の1バレル=73.54ドル。米WTI先物は3.21ドル(4.4%)安の1バレル=69.46ドル。前日は米国が祝日で清算値は算出されなかった。
米共和党の強硬派の一角は29日、債務上限引き上げを巡るバイデン大統領とマッカーシー議長の合意に反対する姿勢を鮮明にした。