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原油先物は下落、ロシア産禁輸巡りEU合意難航

2022年05月17日(火)10時17分

アジア時間序盤の原油先物は下落。欧州連合(EU)が提案したロシア産石油禁輸措置の受け入れをハンガリーが拒んでいることが重しとなった。写真は2019年1月、アルゼンチンのネウケンで撮影(2022年 ロイター/Agustin Marcarian)

[17日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物は下落。欧州連合(EU)が提案したロシア産石油禁輸措置の受け入れをハンガリーが拒んでいることが重しとなった。

0004GMT(日本時間午前9時04分)時点で、北海ブレント先物は0.35ドル(0.3%)安の1バレル=113.89ドル。米WTI先物は0.52ドル(0.5%)安の113.68ドル。

EU各国外相は16日、ハンガリーに対してロシア産石油の禁輸措置を受け入れるよう迫ったが、合意は得られなかった。禁輸実施には全加盟国の合意が必要。

需要面では、中国の4月の石油精製量が前年比11%減少し、2020年3月以来の低水準となったことが分かった。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)により需要が減少し、精製業者が稼働を抑えた。

ロイター
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