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ロシアに強力な制裁検討、ウクライナ侵攻なら=英外相
2022年01月07日(金)11時19分
英国は6日、ロシアがウクライナに侵攻した場合、ロシア金融部門と個人を標的として影響力の大きい制裁を発動する想定で西側のパートナーと作業を進めていると警告した。写真は2021年12月、ロシアのロストフ地域で撮影(2022年 ロイター/Sergey Pivovarov)
[ロンドン 6日 ロイター] - 英国は6日、ロシアがウクライナに侵攻した場合、ロシア金融部門と個人を標的として影響力の大きい制裁を発動する想定で西側のパートナーと作業を進めていると警告した。
ロシアはウクライナに侵攻する計画はないとしているが、国境付近に10万人規模の軍を集結させているほか、プーチン大統領は北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大がこれ以上行われないとの法的保証を要求している。
トラス英外相は議会で、「近隣の民主主義国家転覆を目論むロシアの活動を容認しない。ロシアはウクライナを虚偽の脅威と位置付け、攻撃姿勢の正当化に利用している」と述べた。
ロシアは2014年にウクライナのクリミア半島を編入し、西側が制裁を発動した。
トラス外相は、ロシアがこれ以上ウクライナを侵略するなら「ロシアの国益と経済に深刻な影響が生じる共同制裁を含む重大な結果を招くことになる」と強調した。
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