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ロイターやNYTなどがピュリツァー賞受賞、人種差別と新型コロナの報道で
2021年06月13日(日)11時23分
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米コロンビア大は11日、報道界で最高の名誉とされるピュリツァー賞の2021年の受賞者を発表した。米国の警察活動における人種差別の報道で、ロイターとミネソタ州ミネアポリスの地元紙スター・トリビューンがそれぞれ受賞。新型コロナウイルスの感染拡大についての報道では、ニューヨーク・タイムズ(NYT)とアトランティック誌が受賞した。
スター・トリビューンは、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官の拘束で死亡した事件の速報が、そしてロイターとアトランティックは解説記事が認められた。
ロイターの報道では、アンドリュー・チュン、ローレンス・ハーレー、アンドレア・ジャヌタ、ジェイミ・ダウデル、ジャッキー・ボッツ記者が取り組んだシリーズ記事が、「先駆的なデータ分析」だとして評価された。このシリーズ記事で記者らは、あまり知られていない古い法にのっとって「免責」された警察官が、過度な暴力を行使しても訴追されない現状を取材した。(英文記事:https://www.reuters.com/investigates/section/usa-police-immunity)
ピュリツァー賞は、米国の新聞出版者であるジョゼフ・ピュリツァーの遺言によって、1917年に設立された。
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