ニュース速報

ワールド

インド農家デモ隊、首都で警官と衝突 催涙ガスで鎮圧

2021年01月26日(火)17時51分

 1月26日、農業新法を巡って農家が抗議デモを続けているインドで、共和国記念日の祝日に、トラクターなどで首都ニューデリーに乗り入れたデモ隊が警官隊と衝突し、警察が催涙ガスを使用して鎮圧に乗り出す事態となった。写真はニューデリーで、農業新法に抗議する人々と小競り合いする警官ら(2021年 ロイター/Adnan Abidi)

[シング― 26日 ロイター] - 農業新法を巡って農家が抗議デモを続けているインドで、共和国記念日の祝日である26日、トラクターなどで首都ニューデリーに乗り入れたデモ隊が警官隊と衝突し、警察が催涙ガスを使用して鎮圧に乗り出す事態となった。ニューデリーでは毎年恒例の軍事パレードが開催されていた。

農産物取引を自由化する農業の新法を巡り、ニューデリー周辺で行われている抗議運動は、すでに開始から2カ月近くが経過。多数の農業従事者が周辺の高速道路に集まり、テントを建てて座り込みを続けている。

デモ参加者によると、このうちの数百人が馬やトラクターなどに乗って道路のバリケードを突破し、ニューデリー市内に向かった。目撃者の話では、デモ参加者らはクレーンなどを利用してバリケードを倒していったという。

警察当局からのコメントは得られていない。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

27年仏大統領選、極右バルデラ氏が優勢=世論調査

ワールド

キーウにロシア軍の攻撃、住宅火災発生 1人死亡=当

ワールド

米政府、バイデン政権時代受け入れの難民認定全面見直

ワールド

ノキア、米国で40億ドルのAI関連投資を計画
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 2
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネディの孫」の出馬にSNS熱狂、「顔以外も完璧」との声
  • 3
    老後資金は「ためる」より「使う」へ──50代からの後悔しない人生後半のマネープラン
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    「搭乗禁止にすべき」 後ろの席の乗客が行った「あり…
  • 8
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 9
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ…
  • 10
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 1
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 2
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 3
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 4
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
  • 5
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 6
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 7
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 8
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネ…
  • 9
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 10
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 8
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中